友人の1人はかなり変わっている。
まず一つ、デザイン学部の芸人志望。
という点である。
彼の笑いに対する情熱は、時折強すぎて引くぐらいすごい。
そんな彼は芸人志望でありながら、奥手すぎることでも有名である。
というか神経質で、めんどくさい。といったほうがただしい。
芸人志望ということすら、隠す。
部屋は汚いが、常に除菌している。
真面目なのか不真面目なのかさえ
時折わからない。そんな矛盾ばかりの彼だが、一つ言えるのは一緒にいて凄く面白くて、タメになることだ。
何かに真剣に取り組む人間が
そばにいることに感謝を抱いた。
と同時に個性は紙一重で何様にも捉えられるということを学んだ。